RubyGemsの使い方まとめ
gemコマンドの調べ方
# コマンドの一覧を表示する $ gem help commands # コマンドの詳細を確認する $ gem help [コマンド名]
gemのインストール
下記のコマンドでGemをインストールする。
$ gem install [gem名]
依存するgemパッケージも自動的にインストールされる。またバージョンを指定していない場合は、最新バージョンがインストールされる。
バージョンを指定する場合
$ gem install [gem名] -v '= 2.2.2' # 2.2.2 $ gem install [gem名] -v '< 2.2' # 2.2より1つ古いもの $ gem install [gem名] -v '>= 2.3' # 2.3かそれよりも新しいもの $ gem install [gem名] -v '~> 0.8' # 0.x系で一番新しいもの $ gem install [gem名] -v '~> 0.8.0' # 0.8系で一番新しいもの
サーバー側(rubygems.org)のリストを得る
$ gem list [gem名] remote
gemパッケージを探す
$ rubygems.orgのgemパッケージを検索する $ gem search [gem名] --remote
正規表現も使える。。
$ gem query -r --name-matches="^active*"
gemパッケージのアップデート
$ gem update [gem名]
RubyGems自体のアップデート
$ gem update --system
gemのアンインストール
$ gem uninstall [gem名]
バージョンを指定してアンインストールする場合は、
$ gem uninstall [gem名] -v 'X.X.X'
全てのバージョンをアンインストールする場合は、
$ gem uninstall [gem名] -a
gemのrdocを確認する
gemインストール時にはそのrdocも同時に生成される。なので、インターネット日接続時にもドキュメントを参照することが出来る。
% gem server
後はlocalhost:8808にアクセスし、参照したいGemのリンクをクリックする。
インストール時にrdocを生成しない場合は、「--no-rdoc --no-ri」オプションを指定する。
RubyGemsの環境や設定の確認
$ gem env
Rubyのバージョン、Gemのあージョン、Gemのインストール場所なんかの一覧が表示される。
古いGemパッケージを削除する
$ gem cleanup -d [gem名]
-d はドライランオプション。削除されるバージョンを確認することができる。
インストールしたgemパッケージの状態を元に戻す
インストールしたGemをなんらかの理由で編集した後に、インストール直後に戻すためのコマンド。
$ gem pristine [gem名] $ gem pristine [gem名] -v 1.2.0 # バージョン指定も可能 $ gem pristine --all # すべてを元の状態に戻す